最後のイタコ 松田広子 オフィシャルホームページ
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イタコの数珠について


 私が「最後のイタコ」として本の出版をさせていただきましたが、現在のところ後継者のいないイタコでございます。しかし近年、世界各国のシャーマン研究者より問合せが数多く寄せられており、ヨーロッパをはじめ海外からはるばる実際に訪ねて来られる方も少なくありません。そこで今回機会がございまして八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館にお伺いし、イタコの数珠について専門の学芸員の方に鑑定をしてもらうことができました。

 イタコに代々伝わって来た数珠ではございますが、様々な発見がございましたのでお知らせいたします。 

これがイタコの使用する数珠です。

木の実を加工したものと動物の骨や茶水晶で作られております。軽くするために一番多く使用されているのが木の実でございますがこれも何か断定できておりませんでした。

学芸員の杉山さんが各パーツごとに分類して鑑定を行っていきます。

 

※パーツを確認する学芸員の杉山さんと松田

動物の骨については、今では天然記念物として捕獲が禁じられている日本カモシカの骨、シカの角、青森県には現在生息していないイノシシの牙、桂化木、熊の牙と判明しました。

※実物標本との対比

一番多いのはトチノミに穴をあけて漆でコーティングし強度を高めたものだということがわかりました。

※トチノミについて詳しく調べている学芸員の小久保さんと松田。

その他のパーツとして、猛禽類の足、熊の牙も判明しました。

比較的小動物の上顎の骨もありましたが今回の鑑定では断定できず今後改めて調査するということになりました。

南部イタコ六世代

松田 広子

プロフィール

1972年、青森県八戸市生まれ。南部八戸イタコ六世代。現役のイタコでは最年少のため、「最後のイタコ」と呼ばれる。南部一之宮・櫛引八幡宮の流れをくむ非常に信心深い家庭に育つ。幼少の頃からイタコとの縁も深く、中学三年生のときに「イタコになろう」と決意。高校一年生の夏から イタコ修行を始める。1991年7月、恐山の夏の大祭(毎年20~24日)でイタコとしてデビューを果たした。

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